中島義道のカインを再読していた。
わたしはたぶん5回目の再読なのだが納得できない部分と納得できる部分が出てきた。
いや、わかるんや。。。。でも納得したくない自分が居た。バッサリと切り捨てる中島さんがよくわからないんや。
わたしもわたしに対して随分と期待は一応絞ってきたが(外で働くと言うことに関してや人が怖いということに関して等)。親はわたしに期待してないからいいけど色々とわたしの問題かなと思う。
まあこんなことどうでも良くて【自分の生きにくさを知りたい、だから生きる】とひこもっていた筆者が光を見出し布団から這い上がり20年間戦い続けたことが始めの方で明かになる。
わたしはこの【自分の生きにくさを知りたい、だから生きる】は酷く衝撃を受けた。
わたしは5回読んでたはずなのに20年前の自分へという(今開けないから間違えてるかも)あとがきでボロボロと泣いた。解離して離人して苦労していたんだと、、、。弱い自分を殺すしかなかった君が懐かしいと語っている筆者の言葉は優しく弱い人を助けたいからこの本を書いたんだと思った。いつまでもわたしのところに昔のわたしが現れて困るんだよと(弱い人)なんだか優しさが滲み出ていた。でも1番は自分を助けたかったのかもしれない。
わたしは初めて読んだときは虜になりカチカチの本に出てくるT君みたいになっていた、必死だった精神科で薬が合わずODをする日々、わたしは藁にもすがるようにして自分で頑張ってみた。ときは流れあれから10年くらいかなそれ以上かもしれない、強くなったかはわからないが程よい関係がいいと思えるようになった、自分にも他人にも。
程よいとは期待の意味です。そりゃ恋人できたらベタベタに甘えたいけどな!!笑
おわり
では、シーユーアゲイン☆
ケロイド
こころ→そして仕事がうまくいかないのなんとかならんかな